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2001年度施工技術発表会開催

2001年06月 UP

当社は2001年6月16日、東京・新宿区の新宿パークタワーにおきまして全国から約180名の技術者を集め、施工技術発表会を開催いたしました。

発表会の冒頭、錢高一善社長は「技術革新のスピードの速さ、社会ニーズの多様化は、想像以上の変化で動いております。このような状況の中で、 当社が競争相手と差別化を図り、生き残っていくためには、技術力の向上は不可欠です。本日の発表会は、参加者全員が問題意識を持って 活発な議論を行うことで、自らの知識の向上、技術情報の共有化を図り、社内全体のレベルアップに繋げることが目的であります。多様化するお客様のニーズに対して、 確実にスピーディな対応ができるためには、高度な技術力と幅広い知識を吸収する努力を続けることが必要です。 各人が蓄積した知識をもう一歩のレベルアップに繋げていただくことを期待しております。この会が有意義な場となり、 参加している社員から参加していない社員への情報の水平展開も確実に行い。今後も継続的な自己啓発・自己研鑽を続け、会社全体のパワーに繋げて欲しい。」と挨拶いたしました。

その後、博士号取得者による「シールド工法の発進到達壁における繊維補強発泡ウレタン複合構造の開発に関する研究」の講演をはじめ3編の社内講演が行われ, 午後からは、土木・建築の両部門に分かれ、土木では「汚泥槽の劣化調査法と劣化進行予測」をはじめ、「環境保全対策工法」や「ウォータージェットによる高架橋の補修」、 「トンネル内におけるPC上部工の施工」事例など6件、建築では「省力化工法」をはじめ、「中間階柱頭免震構法」や「CFT工法」事例など5件、 全国から選ばれた最新施工事例の発表が行われました。終始活発な討議が行われ、最後に技術力の全社的な底上げと技術への飽くなき挑戦を誓って閉会いたしました。