HOME > 施工中の工事レポート > 奈良・夢翔大橋(国道168号1−1号橋)工事
夢翔(ゆめかけ)大橋は、奈良県五條市と和歌山県新宮市を結ぶ五條新宮道路のうち、奈良県五條市大塔町の辻堂バイパスに架かるPC3径間連続エクストラドーズド箱桁橋です。
現在、夢翔大橋では、橋脚(P4)からの張出し施工(やじろべえ工法)を行っています。

▲着手前

▲現況

▲位置図
エクストラドーズド橋は、主塔と斜材(外ケーブル)により主桁を支える橋梁形式で、日本国内で数多くの橋梁に採用されています。
エクストラドーズド橋には以下の特徴があります。
- 外観は斜材で主桁を吊った斜張橋に類似していますが、構造的には桁橋に近い特性があります。
- エクストラドーズド橋は、桁橋と斜張橋の中間的な構造で、適用支間も中〜長径間(100〜200m)に適しています。
- 桁橋に比べ、桁高を低くすることができます。
- 斜張橋に必要である、施工中や完成後の張力調整が不要です。


▲P4橋脚

▲P4橋脚側張出し施工
- 上部工に高強度コンクリート(60N/mm2)を採用することで主桁自重の軽減を図っています。
- エクストラドーズド部の張出し長は片側98.5mあり、PC橋としては最大級の張出し長です。さらに、橋脚は高さ50m以上の高橋脚であることから、たわみに対する精度の高い管理が必要です。
- 橋の線形が曲線のため、斜材が建築限界を侵さないよう主塔の形状は逆ハの字型となっています。そのため、主塔の支保工構造を工夫するとともに、出来形管理には細心の注意を払い施工します。

| 工事名称 | 一般国道168号地域連携推進事業(国道改築)工事 (仮称)1−1号橋 |
|---|---|
| 施工場所 | 奈良県五條市大塔町辻堂 |
| 発注者 | 奈良県 |
| 施 工 | 錢高組・昭和コンクリート工業共同企業体 |
| 工 期 | 2007年3月16日〜2010年3月26日 |
| 橋 長 | 290m |
| 支 間 | 42.250m+127.000m+119.700m |
| 構造形式 | PC3径間連続エクストラドーズド橋 |

