HOME橋ものがたり > 奈良・夢翔大橋(国道168号1-1号線)

夢翔(ゆめかけ)大橋は、奈良県五條市大塔町辻堂バイパス整備事業の一環として、辻堂地内に架かるPC3径間連続エクストラドーズド橋とPC2径間連続箱桁橋です。辻堂バイパス整備事業は、大塔町辻堂集落内の急勾配かつ狭隘(きょうあい)路を改善するため、奈良県「道づくり重点戦略」に基づく道路整備の一環として、大塔町宇井(うい)〜小代(さよ)間を整備する事業です。
上部工の工事着手から約3年が経過し、2010年3月に全ての工事を無事完了しました。

工事概要

工事名称
一般国道168号地域連携推進事業(国道改築)工事1-1号線
施工場所
奈良県五條市大塔町辻堂
発注者
奈良県
施工
錢高組・昭和コンクリート工業共同企業体
工期
2007年3月16日〜2010年3月26日
橋長
290m
支間
42.250m+127.000m+119.700m
構造形式
PC2径間連続箱桁橋
PC3径間連続エクストラドーズド橋

夢翔大橋全景
夢翔大橋全景

位置図
位置図


P4橋脚
P4橋脚

P4橋脚張出し施工
P4橋脚張出し施工

構造

PC3径間連続エクストラドーズド箱桁橋部分は、最大張出し長が片側98.5mと同形式としては、わが国有数の規模を誇ります。道路の線形が曲線のため、主塔は平面線形に対応しつつ、建築限界を確保するためY字形に開いた形状となっています。また、主桁および主塔部分は高強度コンクリートを適用することにより、スレンダーな形状となっています。
エクストラドーズド橋は、主塔と斜材(外ケーブル)により主桁を支える橋梁形式で、国内では数多くの橋梁に採用されています。


側面図

施工

本工事ではP2〜A2径間のエクストラドーズド橋部分を施工しました。主桁はP4橋脚から張出し架設を行いました。吊り構造かつ高強度コンクリートを用いたスレンダーな構造であること、および高さ50m以上の高橋脚であることから、主桁のたわみ管理には細心の注意を払いました。

2007年3月
2007年3月

2008年7月
2008年7月

2009年4月
2009年4月


完成全景
完成全景

橋面
橋面

2010年3月
2010年3月


全員で記念撮影
全員で記念撮影

エクストラドーズド橋の説明
エクストラドーズド橋の説明

作業所では地域との交流を活発に行いました。近隣の中学生を招いて工事現場の見学会を開催し、張出し施工中の橋脚から先端の移動作業車まで橋の上を歩いたり、橋の仕組みなどを説明し、興味を持って頂くことができました。


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